tsumekusarennのブログ

バウンダリー 見えない境界線を意識して生きる

コミニュケーション

お題「職業あるある教えてください!」出会った散歩中の動物犬🐕野良猫🐈に独り言を言うように話かけます。

 私はペットショップに勤めたことがある、元トリマーです。

犬も猫も性格がいろいろで個性があります。

散歩中の犬に(飼い主さんではありません)小さな声で語り掛けてみると、飼い主さんに対して「相手にしてもいい人?」と上目遣いに、うかがいをたてる犬。飼い主さんそっちのけでしっぽを振って私に走り寄ろうとして、飼い主さんを困らせる犬。「あんたの誘いになんか乗るもんか」と私に気づいているのにチラ見して、無視する犬。

飼い主さんと犬との関係性などついつい想像してしまいます。ちなみにバウンダリー(境界線)を守っているので、まだ吠えたてられたことはありません。

ノラ猫の場合はさすがにバウンダリー(逃げられる安心できる距離)が10m以上あるので、アイコンタクトをとってから話しかけます。ほとんどの猫が「何言っているんだろう?この人」と私をしばらく観察して何事もなかったかのように動き出します。

ゴミ袋をあさっているカラスにを声を掛けると、逆に怒ってきたりして嫌なので声掛けはやめました。彼らも生きていくために必死なのでしょう。

 

一般的に言葉が通じないと考えられている動物ともバウンダリー(接触可能な距離)はとても大切だと思います。特に野生動物に対して現代人はずうずうしくしすぎるために、いたましい事故がよくおこるのだと思います。

野生動物が不快を感じて攻撃的になる距離(バウンダリー)を考えて自分の行動をきめればトラブルが起こりにくいのになあー。

野生動物にエサを与えることも、人との棲み分けという境界線を破る行動となり、カラスと同様に「人は怖くない」というメッセージとなり、エサを奪う成功体験として、人に近寄って来るのでしょう。

 

人と人との関係にも同じことが起こるので気を配りたいです。好意的な事は良い事ばかりだとズケズケ自分本意に行動しないようにね。

行動だけでなく、言葉にもこれ以上言われたら嫌な境界線(バウンダリー)があると思います。特にピュアな子供に対しては、答えてくれないかもしれないけれど問いかけてみると、なんらかのヒントをキャッチできると思います。「なあんだ、そう思っていたのかい」と、目から鱗が落ちることがよく起こります。

 

我が家の公園出身のクロ猫は、距離感(バウンダリー)を学ばせてくれる素晴らしい先生です。ツンデレだからと一言で片づけてしまいそうですが、「あなたの愛情表現は迷惑です。」と引っ掻いたり噛みついたりして「やめてくれ」のサインをしているんだね。

今まで飼っていた犬達は、実は迷惑行為だと感じていても忖度して、すごーく我慢してくれていたのかも。私からみると凄くお利口さんばかりだったから。今更ながらごめんなさい🙏

犬に気を使わせていた過去の私を深く反省している今日この頃です。

         詰草 蓮