tsumekusarennのブログ

バウンダリー 見えない境界線を意識して生きる

本日のモヤモヤ

学校・保育所などで、先生の行動や発言から発生するトラブルが、よくマスコミに取り上げられています。

今日も4時間説教した

給食を2時間強要した

‥‥‥こんな内容の報道でした。

これらの指導の仕方は、以前私が幼い頃によく目にしていた光景です。昔は社会的に受け入れていました。

幼い頃の私は、

見たくない

なにかが違う

誰か助けて

そんなふうに思っていました。それがようやく半世紀たってマスコミに取り上げられる時代が来ました。

 

あえて言います。現代でこれらの行動をしている先生はお気の毒です。なぜなら尊敬する先輩達がやっていたことを、“やって良い事”かと思って真似ただけだからです。

本音は

“何か違うのじゃないか”と思っていても、その行動がその先生の

“常識”となっていったのだと思います。そして

“自分の正義感あふれる行動”が

“お子さんのためになる”と信じようとしておこしたのだと思います。

 

モヤモヤ、イライラを抱えた先生が利用できる“先生のための相談室”のような環境があればいいのになあと思います。

仕事と私生活とは全く“接触が無い人に傾聴してもらう”ために。

ただただ先生のモヤモヤを聴いて、意見しないで、傾聴して差し上げることができる方がいらっしゃるだけで、先生が本来の優しい笑顔を保つ手助けになると思います。

 

教科を教えることができる先生や、生活の指導をなさる先生が、幼児 児童 生徒の心のケアができますか?

私は困難だと思います。先生に心のケアを押し付けてはいけないと思います。

世間が先生を専門家と勘違いして押し付けているので、先生は

心のケアができるはず、

できるつもり、

できなけばならない。

そんな自問自答に苦しんでるとしたら、先生は笑顔を失ってしまいそうです。そしてその結果イライラのぶつけ先が子供達だとしたら‥‥‥子供は心を壊していきます。

 

先生お願いします。

幼児 児童 生徒に、

笑顔で接して欲しいです。(もちろん真面目な顔でマナーは伝えてください)

笑顔になれないなら、先生自身のケアを優先してください。

心を癒してください。

 

心のケアやカウンセリングが必要なのは、先生です。

そして同じように心のケアが必要なのは親御さんです。

お子さんがダメージとして変化が表明化する前にケアしてください。

 

お子さんは、周りの大人のイライラを敏感に感じ取り、

自分が悪いと思い込み、どうする事もできないとわかり、

*自分を責めて会話を諦める

*自分を責めてやる気を無くす

*閉じこもる

*自分が居ない方がいいと思う

など心を壊していきます。…………見過ごすと……

 

自分が悪いかもしれないけれど、大人の真似をして、

*他人を責める

*他人のせいにする

*他人を攻撃する

*1人では不安なのでグループで対抗する

わかりにですが、心を壊していきます。………見過ごすと………

 

自分攻撃タイプ

他者攻撃タイプ

両攻撃タイプ

いずれも、大人のイライラやストレスを何度か受けての結果だと思います。

 

誰が悪いと言う話ではありません。

これから何ができるかと言う話です。

誰もが自分の笑顔を保つように、行動して、よい影響を振りそそごうとすればいいと思います。子供はダメージが少ないうちは心の回復は早いです!

まわりの大人が笑顔を取り戻したら、取り戻そうとしている姿を見たら、

いつの間にかたくましく優しい人に育ってくれます。

自分で自分を育てる力を自覚していきます。

 

先生・親御さん、ケアするのも、学ぶのも、カウンセリングを受けるのも、まずは自分からです。

困っているのは自分だと自覚しましょう。

自分が変われば(成長すれば)周囲の人に優しくできます。心穏やかに過ごせます。

 

昨日の朝ドラで『自分の機嫌は自分でとる』と牧瀬里穂さん演じる母親が娘に、生き方アドバイスをしていました。その通りだと思いました。

 

         詰草 蓮